漢方内科とは
漢方内科とは患者さまの性格・体質・生活・精神状態などを総合的に捉え、「証(しょう)」(体質・気質)といわれる全身の状態を診断した上で患者さまひとり一人に最適な漢方薬を使用した治療を行っていきます。
要するに漢方内科とは病名に対しての治療ではなく、新陳代謝と自然治癒力などを用いた体全体へのアプローチといえます。
漢方薬とは
漢方とは化学物質を用いた病院で処方されるお薬とは異なり、あくまでも自然界に存在する天然の生薬を用いて、人が持っている本来の健全な身体機能を取り戻し、自然治癒力の向上をはかる治療薬といえます。現代の漢方治療は長い歴史と経験、そして医学的理論を基礎に確立したものです。
漢方に適した疾患・症状
漢方は様々な不定愁訴を含め、次のような疾患に効果があります。
- アトピー性皮膚炎や気管支喘息、金属アレルギー、食物アレルギーなどのアレルギー疾患
- 化学物質過敏症、電磁波過敏症などの過敏性疾患
- 湿疹、蕁麻疹、にきびなどの皮膚科疾患
- 冷え症、生理痛、月経不順、更年期障害などの婦人科疾患
- 糖尿病、高血圧、高脂血症、痛風などの生活習慣病
- めまい、しびれ、頭痛
- 冷え性、肩こり、腰痛、花粉症
- リウマチ、多発性硬化症
- 疲労感、体質改善 など
※漢方内科は保険診療になります。